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1カ月以上もたって

6月の頭にブログを始めた、と書いたまま時間がたってしまった。

今日は7月の15日だ。

私は1歳年を重ねた。

半世紀生きたことになった。

どうあがいてもこれまでの時間はもうないだろう。

これまで以上の時間がある!と言われても困る。

45過ぎたあたりからぼんやりとしたー(芥川龍之介みたいなフレーズだが)焦りが私にはある。

それが色を濃くした。

絵本作家と言われると

なんだか違和感を感じるようになった。

世間でイメージされる「こどものための可愛い絵本!」を

イメージされると困るのだ。

かつてはそういう本を模索していた時もあった。

しかし、いまの私にはそれは嘘をつくような ウソを描くような気持ちになってしまう。

だれが今の日本人をここまで馬鹿にしてしまったのか?

それを心に問うと… まちがいなく「嫌なものから目をそらし、都合の良いことだけを切り取ってみる」ことを良し!としてきたこの社会。

それが今の「根本的な社会を立て直す弊害」となっているように思うのだ。

使われなかった病気の子どもを抱いた母親

「この声がきこえますか」という動画と 私製の小冊子を

去年つくった。

私たち一般の人が、参政権を手にしたのは

太平洋戦争敗戦後のこと。

たった70年まえだ。

これがどれほど尊い権利であるのか?

家庭におられるお母さんたちには わからないだろう。

自分の生活

自分の子どもを

守るのは 一人一人が国民としての責任を果たし

権利を知らなければ成しえない。

いまこの国の危機は、安倍政権でもなんでもない。

「無関心無責任」である 普通の人たちだ。

当たり前の人としての姿勢を、今一度問うてみてほしいと願いこの動画をつくった。

ふとそんな1年前のことを思い出した。


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